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2019年1月10日木曜日

1/10 血圧基準の改定でほとんどが高値?

「高血圧病治療ガイドライン2019」が4月に刊行が予定され、血圧の分類と名称が変わるようです。食事・生活習慣の改善が必要な人が浮き彫りになります。



■従来と草案の血圧分類の違い
高血圧の基準・分類の140/90㎜Hg以上は、変わりません。

・130~139/85~89㎜Hgは、正常高値血圧から高値血圧
・120~129/80㎜Hg未満は、正常血圧から正常高値血圧に
120/80㎜Hg未満は、至適血圧から正常血圧に

改訂理由は、
2017年の米国心臓病学会/米国心臓病協会高血圧ガイドラインにおいて、高血圧の基準値が140/90㎜Hg以上ではなく、130/80㎜Hgに引き下げられ、欧州のガイドラインでは、65歳未満の降圧目標値が下げられたことを受け、改訂されるようです。

ただし、75歳以上では目標値が従来の140/90㎜Hg未満です。

健康長寿を遅延させることが目的とのこと。

私事。正常高値血圧になりそうで、安穏としていられません。食習慣のさらなる改善で、何とかします。



改定後の正常血圧者は男性15%のみ
平成29年の厚労省、国民健康・栄養調査の血圧分類を改訂後の基準を推定して、改訂前と改訂後を比較してみました。

正常血圧に属する人は、総数で男性31.9%が15.1%、女性48.9%が28.3%に減少。

60歳代では、男性23.5%が9.1%と10人に1人、女性35%が16.1%と、正常血圧の人は、6人に1人のみです。

70歳以上では、正常者が8%しかいないことになります。70-75歳までは、正常高値血圧に属するストレスにもなります。


■国民の平均血圧は、正常高値血圧?
厚生労働省の平成28年「国民健康・栄養調査」における収縮期(最高)血圧の平均値は、男性134.3 mmHg、女性127.3 mmHg 。男女とも10 年間で減少。 

高血圧に該当する140 mmHg以上の割合は男性34.6%、女性で24.8%と多いが、これも10 年間では減少。


今まで正常血圧と思って安心していた人のほとんどが、正常高値血圧に分類されます。国民すべてが、食事・生活習慣の改善が必要な時代が来るかも知れません。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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