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2019年2月10日日曜日

2/10 問題に固執するより前向き志向の面談とは?

20歳代後半、人間関係論の研修にのめりこんだ時期があります。自分では気づかない部分に気づくと言うことは、当然嫌な性格を知るので、辛くなりました。ブリーフセラピーは、違いました。前向きになれます。


■ブリーフセラピーとは
長野県の馬島園子先生の研修を4-5回受講し、習ったことですので、解釈が違うかもしれません。 

ブリーフセラピーとは、「短期療法」と訳され、どうクライエントと関わることが毎回の面接を効果的にし、結果として面接期間を短縮できるか、大事なのがクライエントに焦点を当て、能力を引き出す解決志向モデルです。

文献
 森俊夫「“問題行動の意味”にこだわるより“解決志向”で行こう」(2001)
森俊夫「先生のためのやさしいブリーフセラピー:読めば面接が楽しくなる」(2000)
森俊夫・黒沢幸子「<森・黒沢のワークショップで学ぶ>解決志向ブリーフセラピー」(2002)


①解決志向とは
問題にこだわっても解決しないので、解決するのはどうすべきかに発想を転換すること。この解決とは、「よりよい未来の状態を手に入れること」で「問題解決ではない」。相手を信じていないとできないと言います。

例えば
体重が増えた人が、「間食も食事も守ったが、お酒がやめられなかった」と訴えた時、アルコールを止めるようにしても、解決しないので、他で解決することが無いか考えることです。

②うまくいっているなら変えない
うまくいっているなら変えない。うまくいっていないなら、何でもいいから違うことをすること。枕の方角や歩く道、洋服、それこそなんでも良いと言うわけです。

確かに昔、職場のことで悩み、うつ病になった時、昼休みにひたすら走りました。苦しいことに向き合い、考えても解決しないからです。

③信頼関係を築く
お互いに信頼関係がないと、何を言っても相手に伝わらない。血糖値が高い人が「菓子を止めた」と言ったら、先ず信じます。誰も簡単には、食行動や嗜好を変えるのは容易ではありません。自分も同じようですから、共感することが大事です。

④何でも、相手に合わせる
面談は、先ず相手に合わせること、タイミングを見計らって、本来の目的の方向に、徐々に話しを移していきます。聞く時間⇒相手が考える間(ラポール)をとり⇒受け入れられる指導に移ります。

⑤誉めて元気づける
人が元気になるには、褒め言葉が大事です。全部できなくても、少し出来たら、例外を見つけて誉め言葉を探します。例外探しの質問は、5W1Hが基本

例えば
「野菜食べても痩せなかった」と訴えられた場合です。
いつ(When):「いつ食べたの?。1日のうちで3食共?」
どこで(Where):「外食?家?」
だれが(Who):「誰かと一緒?」作ったけど自分の食べる量が少ないこともあるので
なにを(What):「野菜ってどんな種類?芋やかぼちゃ?」
なぜ(Why):「なぜ、その野菜を食べるようにしたの?」
どのように(How):「どんな料理法?。どの位食べた?」

例えば、「言われた通りに野菜を食べたのに痩せない」と始まったら「でも、凄いんじゃない。野菜を食べない人が食べたんだから」と誉めることが先です。次に「やってみて良かったことってあるの?」と、聞いていけば、本人が痩せないけど便通が良くなったなど良いことを思い出します。

⑥役立つものだけに焦点を当てる
「たんぱく質、食物繊維を食べるようにして」など抽象的ではなく、具体的に行動を起こすことで解決につなげるように話します。そのために、興味や関心があること、すでにやれていることを探ることです。

例えば、糖尿病より運動に対する興味がありそうなら、運動のパフォーマンスが上がる食事内容に変えてみることです。

お節介はしない
「相手を何とかして良くしたい」と思うと「せっかくアドバイスしたのに守らない。だから良くならない」など、栄養指導は、上から目線のお節介で、おこがましいことです。

故、細谷憲正先生が言われていました。栄養指導は管理栄養士の思い上がりであると。他人は変えられません。

この方法の良いところは、「解決するのはどうすべきか」に焦点を当てますから、確実に前に向きます。


日常の会話でも、実に上手い人がいます。人とのコミュニケーションに役立ちそうです。  

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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